5のつく日はソフトバンクからだと損

【注意】 “5のつく日” ソフトバンクから乗り換えは最大11,000円損だって!?

 

「5のつく日・日曜日キャンペーン」を使って、ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えを検討している方向けのページです。

 

ワイモバイルの申し込みは「5のつく日・日曜日キャンペーン」がお得ですが、ソフトバンクからの乗り換えはどうなのでしょうか。

 

ワイモバイルはソフトバンクより料金が安いので、通信費削減のために検討する方が多いです。

 

また一部のサイトではソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えは全然アリ!ということも書かれています。

 

おそらく単純に月額料金を落とせるから、ということでしょう。

 

しかし、結論から言うとソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えは損です。

 

この記事では、「5のつく日・日曜日」がソフトバンクからだと損な理由、また具体的にいくら損なのかまで検証しているのでぜひ最後までご覧ください。

 

 

「5のつく日・日曜日」ってどんなキャンペーン?

 

 

まずはワイモバイルに乗り換えるときに適用できるキャンペーンについて。

 

ワイモバイルでは「5のつく日・日曜日キャンペーン」を開催しています。

 

このキャンペーンは、5のつく日(毎月5日、15日、25日)と毎週日曜日に申し込むと高額のPayPayがもらえるというものです。

 

さらに「5のつく日・日曜日」と合わせて「どこでももらえる特典」を適用すると、最大で14,000円もの還元になります。

 

PayPayは使える場所がどんどん増えているので、実質的な高額キャッシュバックです。

 

ワイモバイルで毎月の料金が安くなって、さらに高額のPayPayがもらえるという大盤振る舞いなキャンペーンなわけです。

 

そんな「5のつく日・日曜日」ですが、ソフトバンクユーザーに対しては残念な内容になってしまっているのです。

 

「5のつく日・日曜日」 ソフトバンクからの乗り換えは、ここが損!

 

ではソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えが損なポイントは、どこにあるのでしょうか。

 

まず、ソフトバンクからの乗り換えの場合、「5のつく日・日曜日」の特典内容はどう変わるのでしょうか。

 

ドコモやauから乗り換える場合と、どのくらい差が出るのかを見ていきましょう。

 

ワイモバイルの申し込みパターンは、SIMカード契約と端末セット契約の2パターンがあるので両方とも比較します。

 

ソフトバンクから乗り換えはSIMの契約特典ゼロ!

 

まずは端末はそのままで、SIMカードのみを契約する場合の特典です。

 

SIMカード契約で「5のつく日・日曜日」を適用すると、最大で14,000円相当のPayPayがもらえます。

 

特典を最大化するには「5のつく日・日曜日」と「どこでももらえる特典」という、複数のキャンペーンを併用します。

 

他社から ソフトバンクから
SIMカード契約ご特典 6,600円 対象外
SIMカードMR特典 4,400円 対象外
どこでももらえる特典 3,000円 3,000円
合計 14,000円 3,000円

 

「5のつく日・日曜日」に申し込むことで、「SIMカードご契約特典」が通常3,300円のところ6,600円に増額されます。

 

他社(ドコモ・au・楽天)からの乗り換えと比較すると、特典が大幅に減額されているのがわかりますね。

 

「どこでももらえる特典3,000円」しかもらえないので、ソフトバンクから乗り換えというだけで、なんと11,000円分も損するわけです。

 

ソフトバンクから乗り換えることで月額料金は抑えられますが、条件が違うだけで乗り換え特典がもらえないというのはもったいないですね。

 

ソフトバンクから乗り換えは端末代金の割引ゼロ!

 

続いて端末セットの乗り換えパターンです。

 

ソフトバンクで使っていた機種は使わず、乗り換えと同時にワイモバイルで機種を購入します。

 

端末セットの申し込みでは、最大でPayPay8,555円相当がもらえます。

 

他社から ソフトバンクから
対象スマホご契約特典 5,555円 5,555円
どこでももらえる特典 3,000円 3,000円
合計 8,555円 8,555円

 

端末セットの場合、「5のつく日・日曜日」の特典はソフトバンクからの乗り換えでも対象となります。

 

端末セットなら条件が同じだからいいんじゃない?と思えますが、ちょっと待ってください。

 

実は機種代金の方に悪条件が隠れているんです。

 

他社(ドコモ・au・楽天)からの乗り換えと、ソフトバンクからの乗り換えを比較してみましょう。

 

機種名 他社から ソフトバンクから 差額
iPhone 7(32GB) 23,760円 39,600円 15,840円
iPhone 7(128GB) 34,560円 50,400円 15,840円
Xperia 10 U 38,160円 54,000円 15,840円
Xperia 8 27,360円 43,200円 15,840円
HUAWEI P30lite 10,080円 25,920円 15,840円
Libero S10 1円 21,960円 21,959円
Android One S7 25,199円 39,600円 14,401円
Android One S6 21,600円 36,000円 14,400円
Android One S5 14,400円 28,800円 14,400円
Android One X5 33,119円 54,000円 20,881円
かんたんスマホ 15,840円 31,680円 15,840円

 

このように他社からとソフトバンクからを比較すると、端末代金の支払い額が大幅に違ってきます。

 

差額を見てみると一目瞭然、特に「Libero S10」という機種では、2万円以上も機種代金が高くなります。

 

「5のつく日・日曜日」の特典内容が同じだとしても、機種代金の負担額が増えてしまうので結局は大損です。

 

月額料金が安くなるのに損な理由って?

 

もらえる特典が少ないのと端末代金が高くても、「ワイモバイルへ乗り換えれば月額料金は安くできるからいいんじゃない??」と思う方もいるでしょう。

 

確かに月額料金はソフトバンクからワイモバイルに乗り換えれば安くなります。

 

他社からでもソフトバンクからでも、ワイモバイルの料金自体には影響はありません。

 

 

しかし、それでも損な理由があります。

 

それは、携帯会社の乗り換えのタイミングというのは高額の特典を受け取る最大のチャンスだからです。

 

携帯会社というのは、新規のユーザーに対して高額の特典やキャンペーンを出して自社を利用してもらおうとします。

 

そのため乗り換えのタイミングはユーザーにとっても、最大のチャンスになるわけですね。

 

しかし、ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えても特典がない!、つまり高額の特典をゲットするチャンスを逃してしまうことになります

 

ソフトバンクからの乗り換えが不遇になっている理由

 

ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えが優遇されないのは、運営を両方ともソフトバンクが行っているからです。

 

ワイモバイルとソフトバンクでは、月額料金が高いのはソフトバンクですね。

 

ということは、ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えられるのは、運営会社としてはあまりうれしくないのでしょう。

 

同じ会社内の乗り換えに特典を出すよりは、他社から乗り換えるユーザーに特典を出して新規ユーザーを獲得したいわけです。

 

ワイモバイルの公式サイトでも、ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えのことは「MNP」と言わず、「番号移行」と呼んで差別化しています。

 

ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えると料金自体は下げることができますが、特典を受けられないのはもったいないといえますね。

 

不遇でもあえて乗り換えるメリットはある?

 

特典が少ないソフトバンクからの乗り換えですが、あえてやるメリットもいくつかあります。

 

月額料金を安くできる

 

まずはこれですね。

 

今よりは安くできるのが、わかりやすいメリットになります。

 

おうち割光セットが使える

 

家のインターネットをソフトバンク光かソフトバンクAirにしている場合、ワイモバイルでも「おうち割」をそのまま残せます。

 

ワイモバイルでは「おうち割光セット」を適用することで、毎月500円の割引を受けることができます。

 

ただしソフトバンクでは割引対象だった「NURO光」は、ワイモバイルでは割引対象外です。

 

スマホとネット回線のセット割引はほとんどの会社が行っているので、スマホを他社に乗り換えるなら家のネット回線も一緒に換えてしまうのもひとつの手です。

 

PayPayの特典を引き継げる

 

ソフトバンクユーザーはPayPayを使うと特典がつきます。

 

長期利用特典としてPayPayがもらえるほか、PayPayモールやYahoo!ショッピングで買い物をすると、PayPay残高に還元されます。

 

ワイモバイルでもPayPay特典を引き継いで使うことができます。

 

 

まとめ:ソフトバンクからのワイモバイルは乗り換え特典が少なすぎる!

 

特典の内容を見た結果、やはりこれに尽きます。

 

ワイモバイルはソフトバンクが運営する格安ブランドです。

 

安いブランドに乗り換えられてもソフトバンクとしてはメリットがないので、特典を出さないのです。

 

携帯会社は他社から自社に乗り換えてくれる人に向けて特典を出しています。

 

ワイモバイルの場合、高額の特典はドコモ、au、楽天から乗り換える人に向けて出しています。

 

ワイモバイルは最大14,000円の特典がもらえますが、14,000円もあれば数ヶ月分のスマホ代に充てられます。

 

携帯会社を乗り換えるタイミングは本来であれば、高額の特典をもらう最大のチャンスです。

 

せっかくソフトバンクから乗り換えるのであれば、料金が安くなるだけでなく、乗り換え特典も最大限受けられる方が良くないですか?

 

 

ソフトバンクから乗り換えるならどこがおすすめ?

 

ここからは、ソフトバンクから乗り換えるのがいいのか、ということを考えていきます。

 

月額料金はもちろん、乗り換え特典まで含めて総合的にお得になる携帯会社はどこになるのでしょうか。

 

ソフトバンクからの乗り換え先の必須条件3つ

 

まずソフトバンクからの乗り換え先として、条件は大きくわけて3つになります。

 

  1. ソフトバンクより月額料金を安くできること!
  2. ワイモバイルより良い乗り換え特典を出してくれること!
  3. ワイモバイルよりサービス水準が下がらないこと!

 

ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えを検討していたということは、まず安くできることが大前提となりますね。

 

さらにワイモバイルと比較して良い特典を出してくれる会社、ということになります。

 

そしてワイモバイルよりサービス水準が下がらないことです。

 

もともと検討していたワイモバイルよりサービス水準が下がってしまったら意味がないので、回線品質や評判も良い会社ということになります。

 

月額料金と乗り換え特典で選ぶならUQモバイルがおすすめ

 

月額料金がソフトバンクより安くなって、さらに高額の乗り換え特典を出してくれる会社…。

 

この条件すべてに当てはまるのは、auのサブブランドのUQモバイルです。

 

立ち位置としてはソフトバンク系の格安ブランドがワイモバイル、au系の格安ブランドがUQモバイルということになります。

 

UQモバイルはau系なので、ソフトバンクからの乗り換えは特典満載で乗り換えることができます。

 

 

ワイモバイルとUQモバイルに大きな違いがあるのかというと、プランの構成がほぼ同じなので違いはあまりありません。

 

ワイモバイルとUQモバイルはライバル関係にあるため、両社が料金や内容を合わせて競争しているわけです。

 

まずはワイモバイルの料金プランの構成から見ていきましょう。

 

スマホベーシックプラン S M R
月額料金 2,680円 3,680円 4,680円
データ容量 3GB 9GB 14GB

新規割
(2〜7ヶ月目)

-700円
音声通話 国内通話10分かけ放題

 

ワイモバイルでは、データ通信と音声通話がセットになっています。

 

契約の翌月から6ヶ月間は「新規割」がつくので700円安く使えますが、期間が終了すると元に戻ります。

 

 

続いてUQモバイルの料金プランの構成です。

 

スマホプランS スマホプランR
月額料金 1,980円 2,980円
データ容量 3GB 10GB

 

こちらが基本料金です。

 

ワイモバイルより安く見えますが、UQモバイルの基本料金には音声通話は含まれていません。

 

ワイモバイルでは通話がコミコミになっていますが、UQモバイルでは通話はオプション制なので自由に選べます。

 

オプションなし 20円/30秒
10分かけ放題 700円
60分通話パック 500円
かけ放題(24時間いつでも) 1,700円

 

LINE通話がほとんどで通常の通話をしない場合、オプション自体をつけないということも可能です。

 

ワイモバイルと同じ10分かけ放題にすると、月額料金が同じになります。

 

UQモバイルとワイモバイルは料金、プランの内容が同水準となっていて、系列がauかソフトバンクかの違いということになりますね。

 

ソフトバンクからUQモバイルへ乗り換えで現金キャッシュバック!

 

 

ここからは乗り換え特典についてです。

 

UQモバイルを運営しているUQコミュニケーションズはau系の会社なので、ソフトバンクからの乗り換えを最高条件の特典で優遇してくれます。

 

UQモバイルへの乗り換えもワイモバイルと同様に、SIMカードのみと端末セットのどちらでも可能です。

 

まずはSIMカードのみで乗り換え(MNP)する場合のキャッシュバックです。

 

ソフトバンクで購入した機種のSIMロックを解除してUQモバイルへ持ち込むことで、通信料金を大幅に安くすることができます。

 

ソフトバンクから乗り換えを検討する方の多くが、機種はそのままで安くするというパターンでしょう。

 

キャッシュバック
SIMのみMNP 10,000円
SIMのみMNP+ガラスコーティング 12,000円

 

ワイモバイルではSIMのみの場合「どこでももらえる特典3,000円」のみでしたが、UQモバイルでは12,000円ももらえます。

 

しかもUQモバイルのキャッシュバックは現金でもらえます。

 

ガラスコーティングは1,100円かかりますが、キャッシュバックが2,000円増額されるので申し込んでおいた方が900円お得になります。

 

 

続いて端末セットでの申し込みです。

 

端末セットの場合はキャッシュバックではなく、最大18,000円の端末値引きが適用されます。

 

ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換える場合だと端末代金は値引きゼロ!になりますが、UQモバイルへ乗り換える場合だと最大限の割引が受けられます。

 

 

UQモバイルでは特に、SIMのみでの申し込みがお得になります。

 

ワイモバイルへの乗り換えと比較すると9,000円も多くもらえるとなれば、UQモバイルは乗り換え先として非常に優秀ですね。

 

UQモバイルは格安SIMと違い、昼12時台や夜の時間帯の速度低下の心配がないことも安心材料のひとつです。

 

ソフトバンクより料金が安くなってワイモバイルと同水準のサービス、さらに高額のキャッシュバックがあるUQモバイル、最強です。

 

ソフトバンクからUQモバイルへの乗り換える手順

 

 

ここからはソフトバンクからUQモバイルへ乗り換える、具体的な手順を解説していきます。

 

乗り換えといっても、ネットショッピングと同じ感覚で簡単にできてしまいます。

 

ステップ1:ソフトバンクからMNP予約番号を発行してもらう

 

まずはソフトバンクで使っている電話番号をUQモバイルに引き継ぐために、MNP予約番号を発行してもらいましょう。

 

ソフトバンクのカスタマーセンターに電話をするだけでOKです。

 

ソフトバンクのスマホから:157(無料)

 

MNP予約番号をUQモバイルを申し込む際に入力することで、電話番号を変えずに乗り換えることができます。

 

電話では引き止められたりワイモバイルを勧められたりしますが、丁寧に断っておきましょう。

 

MNP予約番号を発行した時点では解約にはなりません。

 

ステップ2:ソフトバンクで使っている端末のSIMロック解除をする

 

続いてソフトバンクで使っている端末をそのまま使いたい人は、端末のSIMロックを解除しておきましょう。

 

ソフトバンクで購入したスマホは、そのままではソフトバンクのSIMロックがかかっていてUQモバイルでは使えません。

 

SIMロックを解除することで、ソフトバンク以外の電波を使えるようになります。

 

やり方は、マイソフトバンク→契約内容確認→SIMロックの解除の手続き→端末のIMEIを入力です。

 

IMEIは端末の個体番号のようなもので、通常の電話アプリで「*#06#」に発信すると表示されます。

 

iPhoneの場合は「受付しました」のメッセージが表示されたら完了ですが、Androidの場合は解除コードが表示されるので必ずメモしておきましょう。

 

ステップ3:UQモバイルをオンラインストアで申し込む

 

ステップ2までの乗り換え準備ができたら、UQモバイルを申し込みます。

 

キャッシュバックは必ずキャンペーン専用ページ↓から申し込みましょう。

 



 

ステップ4:端末、SIMカードが届いたら回線切替をする

 

申し込みが完了すると数日で商品が届きます。

 

無事に届いたらUQモバイルのマイページにアクセスして、回線切替ボタンを押せば乗り換え完了です。

 

数分で切り替えが完了して、ソフトバンクは自動解約になります。

 

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